年頭のご挨拶    世界俳句連盟会長 小口貞雄

 新年の幕は平穏な天候のうちに開けました。例年ならば賀詞を申し上げるところ、大震災の影が強くて、祝いの言葉がでてきません。祝辞など受け入れられない方が少なくないと思います。しかし、復興は「遅々として進まず」ではなく、「遅々としてではあるが、進みつつある」と理解しています。昔からよく言うように「明けない夜はない」のであって、ホンの少しづつではあっても、光がさしていることを認め、元気をだして歩みたいと思います。

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